教訓。。

「中国人相手の観光地化が破壊したマカオの街並み 」記事は⇒こちら。。
◇“蟻塚”に群がるアリのような人波
 東洋と西洋が行き交い、過去と現在が混ざり合う街──。かつてポルトガルの植民地だったがマカオには、昔からそんな不思議な魅力があると言われ、1999年12月に中国へ返還されて以降、30ヵ所にわたる建造物などが世界遺産に登録された。そんなマカオに、ノスタルジックな気分に浸れればと期待して訪れたのだが、目の前に広がっていたのはまるで“蟻塚”に群がるアリのような人波だった。
◇清水寺を想起させる聖ポール天主堂跡
 食事を断念した筆者は気持ちを切り替え、「聖ポール天主堂跡」をゴールに目指すことにした。道案内の矢印に従って再び歩き始めると、ますます“人口密度”は高まりを増した。
 目の前の観光客は、ゾロゾロと列を作るようにして聖ポール天主堂跡に向かっていた。4月に訪れた京都の二寧坂、三年坂、清水坂を思い出さずにはいられず、天主堂はさしずめ清水寺だと感じた。世界から集まった観光客は、清水寺を目指してこれらの坂を上るが、狭い道に集中する想像を超えた人の多さは、たびたびメディアが報じてきた。
 マカオの様子を見ながら、京都が早晩こうなってしまうのではないかと心配になった。「このままではマカオの二の舞になってしまう」と。京都市は面積827平方キロメートルとマカオの30倍の広さがあるから、このような悲劇は回避できそうだが、「一極集中」はマカオに比肩する。京都の観光地も、いよいよキャパオーバーを懸念しなければならないところにまできている気がした。
◇インバウンドは街を潤したのか
 すでにマカオでは、住民の悲鳴が高まっている。「観光客はマカオを裕福にしたが、観光業は地元マカオ人を苦痛に陥れた」という声は、すでに書籍になって刊行されている。
 日本も、マカオに共通する点がある。それは「経済効果」という四文字が、すべてに優先する価値だと認識されている点だ。観光客が来れば日本経済は潤うといわれるが、潤うならそれでいいと言えるのだろうか。日本各地の観光地は、マカオほどの事態にはなっていないが、「経済効果」という言葉に屈し、つまらない街並みになり下がった例はすでに存在する。
 街が壊れてしまってからではもはや取り返しはつかない。何のため、誰のための観光なのか──。それが、マカオが与えてくれた「教訓」だと筆者は受け止めている。(ジャーナリスト 姫田小夏)
 ん~どうすればいいのでしょうねぇ。。
今年もも全優たちが出演する舞台「アーティステックバレエガラ」の案内が届きました。残念なことに当校発表会のリハーサル日と重なって私たちはいけないのですが・・・皆さま是非観にいらっしゃって下さい。
画像
画像

"教訓。。" へのコメントを書く

お名前[必須入力]
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント[必須入力]