「防衛的悲観主義」

「紀平梨花にあってザギトワにはない「防衛的悲観主義」」記事は⇒こちら。。
 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人やトピックスをピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルで初優勝した紀平梨花選手を分析。
 見ているこちらは、紀平梨花という選手が彗星のごとく表舞台に現れたという印象なのだが、実はジュニア時代から平昌五輪の金メダリスト、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手と競い合っていたというのだから、すでに実力者なのだ。
 そんな2人は今回の表彰式で、対照的な姿を見せた。記念撮影こそ並んで笑顔を見せていた2人。だがその後、表彰台に残り、カメラに笑顔を見せる紀平選手を背にしたザギトワ選手が、唇をきつく噛みしめている写真が報じられた。彼女の悔しさがストレートに表れている。
ザギトワ選手は、フリーの直前に足を痛めてしまったらしく、最初のジャンプに失敗する。ショートプログラムからの流れを見ると、まるでこれから起こる物事や行動を悪い方向に想像したことで、パフォーマンスも下がってしまったようにも思えるのだ。もしそうだとしたら、彼女のタイプは「方略的楽観主義」なのかもしれない。
 方略的楽観主義とは、堅苦しい用語だが簡単に言えば、過去の高いパフォーマンスと同じ動きができると期待して、ポジティブに考えること。こうした思考や認知をする人は、「自分はできる」「成功する」と楽観的でいることでモチベーションを保ち、高いパフォーマンスを出す。起こるかもしれない失敗や悪い結果は考えない方がいいのだ。
 それとは逆なのが、「防衛的悲観主義」である。これは、過去に似たような状況で良い成績が出せていても、様々な失敗を想定してネガティブに考え、これからの行動や場面に対する期待が低くなる。こういうタイプは、どういう場面でどんなミスをしそうか。ミスをしたらどうなるか、そのミスを挽回するにはどうしたらいいのか、そんな不安をモチベーションにして対策を考え、努力することで高いパフォーマンスを出す。
 紀平選手も、フリーの演技で最初のジャンプを回転不足で失敗。だが、その後のジャンプを次々と成功させ失敗を取り戻し、見事1位となった。瞬時に判断し、演技を修正していく能力の高さが評価されたが、帰国後のインタビューでは、ミスをした時にどう取り返すかを考え、準備していたと応えた。防衛的悲観主義の思考を用いて、試合に臨んでいたのかもしれない。
 これだけのエピソードで彼女たちのパフォーマンスや思考を決めつけることはできないが、楽観的か悲観的か、それによってモチベーションも結果も変わってくることは想像できる。
 演技が安定してきた理由を、「試合への気持ちのコントロールがついた」と話していた紀平選手。どちらか一方ではなく、2つのタイプの思考をうまく使って、さらに華麗な演技を見せてもらいたい。
 「防衛的悲観主義」・・・これは日本人らしい気がします。。
バレエの年末はこれですね♪ウィーンでは25日クリスマスの日清香ちゃんがマーシャ(クララ)です♪
「Rudolf Nurejew / Peter I. Tschaikowsky: DER NUSSKNACKER (Trailer) | Wiener Staatsballett」




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この記事へのコメント

2018年12月21日 23:50
こんばんは。

防衛的悲観主義ですか。
なるほど。
ballomam
2018年12月22日 10:40
トトパパさん。
こんにちは
なるほど~~ですよね。
2018年12月22日 11:13
 ふおおおぉ。
 こんな素敵なのを間近で観ることができたら、夢の世界にいる気分だろうなあ~。
ballomam
2018年12月25日 12:42
Nyantaさん。
こんにちは
何時か!ウィーンに観に行きたいです~~

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